ゲーム制作初心者だけど、ダサいゲーム画面になりがち…
デザインセンスがなくてもいい感じのUIを作りたい!
でもなるべく安いか無料がいい…
というお悩みを解決します。
ゲーム画面を手軽に改善するヒントになればと思います。
- 本記事の内容
- 無料/低予算でセンスのいいゲーム画面を作る方法
- 素材集の使い方
- おすすめ素材集1つ、サイト3つ
- ゲーム開発歴1年
- UnityでiOS/Androidアプリゲームを開発
- AppStore/GooglePlayで自作ゲーム公開中
ゲーム開発歴は1年ですが、同人活動歴8年の筆者が初心者向けに紹介します。
UI、フレーム、ゲージ、ボタンなど、ゲームにはデザインセンスを必要とするパーツがたくさんありますよね。
デザインの経験がないと、初心者はチグハグな画面になりがちです。
私もデザインセンスには自信がないです…
なので、素材の力を借りましょう!
*画像編集ソフトや素材が使える「Adobe Creative Cloud」に入る方法もありますが、個人プランで3,960円/月と、ゲーム開発初心者には少々高いので、今回は使わない方法をご紹介します。
それでは早速紹介していきます!
無料/低予算でセンスのいいゲーム画面を作る方法
ズバリ、「素材を使う」ことです!
素材には、書籍の素材集やWeb上でDLできる素材があります。
素材を使うメリットはこんな感じ。
- 素材を使うメリット
- 時間の節約になる
- プロのセンスいいデザインが使える
- 画像編集ソフトを持っていなくてもOK
自作できる人はそれもいいと思いますが、ただでさえゲーム制作は時間がかかります。
時短できるに越したことはありません。
さらに、素材はプロが作っていることが多いので、手軽にプロのクオリティの画面を作ることができます。
その上、通常UIやフレームなどのパーツを作るためには画像編集ソフトが必要です。
画像編集ソフトは無料の物もありますが、UIなどを満足に作れるものは有料な上、ソフトの習得コストもかかります。
これらの理由から、素材集を使うことで
- 時間、お金を節約して
- 良いデザインのゲームを作る
ことができます。
素材集の使い方
基本的には、
お使いのゲームエンジン/ゲーム制作ツールに読み込める形式でダウンロード
→エンジン/ツールにインポート
するだけです。
容量が気になる場合は、画像編集ソフトや圧縮ソフトでサイズを小さくするといいでしょう。
*ゲームエンジンを使っている人は、9Sliceやアトラス化でさらに容量削減できたりしますが、今回は割愛します。
おすすめ素材集1つ、サイト3つ
- おすすめ素材集
・SIMPLE & NATURAL素材集 With タイポグラフィー(有料)
- おすすめサイト
- PhotoshopVip(無料 / 有料)
- Unity Asset Store(無料 / 有料)
- Unreal Engine マーケットプレイス(無料 / 有料)
おすすめ素材集1つと、おすすめサイト3つをご紹介します。
おすすめ素材集
- SIMPLE & NATURAL素材集 With タイポグラフィー(有料)
「ソシム」さんからは何冊か素材集が出ていますが、特に「SIMPLE & NATURAL素材集 」は色々なテイストのデザインがあっておすすめの本です。
【実例】
ちなみに私は現在製作中のゲームに活用しています。
「SIMPLE & NATURAL素材集 」のメリットは以下の通り。
メリット
- アイコン、フォント、装飾などが揃っている
- 作例がある
- 色々なテイストの素材がある
- JPG/PNG形式対応
アイコン、フォント、装飾などゲーム制作にも使えるおしゃれ/かっこいい素材が揃っています。さらに作例もあるので、組み合わせが難しいと感じるデザイン初心者にもやさしい内容です。
また、色々なテイストの素材が入っているので使い道の幅も広がります。
その上、ゲームエンジンなどで使う際に気になるファイル形式も安心です。
初心者にも扱いやすいJPG/PNG形式で素材が収録されています(AI形式も入っています)。
デメリット
- 有料
- ゲーム特化ではない
書籍なので有料です。2千円代が多い感じですね。
でも色々なデザインが載っていて何回も使える上、数年は使えると思いますので、十分元は取れると思います。単発で素材を買うより多分安いです。
あとはゲーム専用の素材集ではないことにも注意です。
アプリやゲームに向いている素材もありますが、Webサイトやポスターなどに使うような素材もあるので、全てゲーム制作に使えるわけではないです。
とはいえゲーム開発をしていく中で、紹介サイトなどを作るケースなんかも出てくるので、こういったデザイン素材集を持っていなければ、一冊買っておくと重宝すると思いますよ!
他デザイン素材集
他にもデザイン系の書籍は「honto」で探すとたくさん見つかります。
大型書店のデザインコーナーにも色々な素材集がある場合が多いですよ。
あなたにぴったりの素材集を探してみてください!
おすすめサイト
PHOTOSHOPVIP(無料 / 有料)
「PHOTOSHOPVIP」はセンスのいい無料素材が多く紹介されている、2009年からの老舗サイトです。
個人的には同人活動していた時代に大変お世話になりました。ゲーム制作を始めた今も活用しています。
メリット
- 無料が多い
- おしゃれな素材が厳選されている
- アイコン、テクスチャ、フォントが豊富
良いところは、おしゃれな素材が厳選されて紹介されているところです。しかも無料のものが多いです。
アイコン、テクスチャ、フォント(和文あり)が多数紹介されています。
デメリット
- ゲーム向けは探す必要あり
- 素材のファイル形式に注意
- ダウンロードは別サイト
種類は豊富ですが、Webサイト向けが多いので、ゲームに使えるものは探す必要があります。
素材のファイル形式も、お使いのゲームエンジンなどにインポートできる素材を探すか、変換する必要があります。
また、紹介サイトなのでリンクを飛んだ先でダウンロードする形になります。各素材の利用規約には十分注意しましょう。
Unityアセットストア(無料 / 有料)
ゲームエンジンのUnityで運営されている「Unityアセットストア」というサイトで、個人や会社が制作したゲーム素材を購入、ダウンロード可能です。
UIなどの画像素材もたくさん販売されています(無料もあり)。
Unity Asset Storeで購入した素材はUnity製のゲームだけじゃなく、他ゲームエンジン、ツールでも利用可能です。詳しくは以下のFAQを参考に、理解の上利用しましょう。
メリット
- ゲーム向けの素材が手に入る
メリットはゲーム専用の素材が手に入ることです。
世に出ているデザイン素材はWeb向けが多いですが、ゲーム用のボタンやアイコンが揃うのが良いところです。
デメリット
- 利用規約が英語の場合が多い
- 会員登録(無料)が必要
海外の方が制作している場合が多く、個別の素材の利用規約は英語で書かれていることが多いです。理解の上で使いましょう。
また、無料ですが会員登録が必要です。
Unreal Engineマーケットプレイス(無料 / 有料)
同じくゲームエンジンの「Unreal Engineマーケットプレイス」でも、UIなどの素材が配布、販売されています。
こちらもメリット・デメリットは同様です。会員登録(無料)が必要なのと、素材はUnreal Engine以外でも基本的に使えますが、規約を確認して利用しましょう。
>>Unreal Engineマーケットプレイス 公式FAQ
まとめ:画像素材を活用してかっこいいゲームUI、画面を作ろう!
今回は以上になります!
私も日々素材のリサーチをしていますが、まだまだ知らないサイトもありますので、おすすめがありましたらSNSかお問い合わせで教えていただけると嬉しいです!
ゲームエンジンかゲーム制作ツールかで迷っている方は、ゲームエンジンとゲーム制作ツール、どっちを使うのがおすすめ?で解説していますので、参考にしてみてください。
それでは、楽しいゲーム制作ライフを!