良かったと思うことと、もっとこうしていれば良かった!と思うことを書きました。
ゲーム開発を始めたての人や興味がある人に、参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事の内容
- ゲーム開発をやって良かったこと5つ
- 1年やってみての反省点3つ
ゲーム開発を始めたきっかけ
何か新しい創作の趣味を持ちたいと思い、ゲーム好きであることと、プログラミングに興味があったことから、「Unity」でのゲーム開発を始めました。
まずはWeb上で評判の良かった書籍「Unityの教科書」で、実践しながらプログラミングとUnityでのゲーム開発の基本を身につけました。
本は一ヶ月でやり終えて、その後自作ゲーム開発や学習に移行しました。
1年続けて良かったこと5つ
ゲーム開発を1年続けてみて、良かったと思うことがたくさんあるので、5つにまとめてみました。
プログラミングが予想以上に楽しかった
一年続けた感想ですが、プログラミングは予想以上に楽しかったです。
こんなに楽しめたのは、「Unityの教科書」という良書でつまづかずに始められたこともあると思っています。
初心者にもわかりやすい解説と、簡単なゲームを完成させて、それをスマートフォンでテストするところまで体験できるので、作る喜びを感じながら学習できたことが楽しく続けられた理由だと思います。
始めて3ヶ月でアプリを出せた
本一冊終わった頃には少し自信も付き、そこから一ヶ月で自作ゲームを作ってAndroid/iOSでゲームアプリをリリースすることができました。(途中でパソコンをMacに買い替えiOSも出しました)
申請の作業が結構大変でしたが、自分のゲームがストアに並んでいるのを見た時は感動しました!
リリースしたゲームアプリはこちら。
女の子が、動物たちの暮らすダンジョンを探検する謎解き脱出ゲームです。
ゲームの素材を作るのも楽しく、他の趣味も充実した
オリジナルのゲームを作ってみると、自分のイラストがゲームになって動くのが嬉しくて、イラストを描くのも以前より楽しくなりました。
プログラミングという趣味が増え、さらに以前からの趣味のイラストもより楽しめるという点で、ゲーム開発を始めて本当に良かったと思いました。
新しい趣味ができた
さらに、Unityをやっている人の中で、3D素材を「Blender」というソフトで自作している人をWeb上で見かけ、試しに挑戦してみたところとても面白く、3Dモデリングも新しい趣味になりました。
3Dモデルのテクスチャを描くのも楽しくて、イラストの趣味の幅もますます広がりました。
やりたいこと、学びたいことがどんどん増え、充実した1年を過ごせた
結果、プログラミングだけを始める予定だったのが、Unityを通じてゲーム制作、イラスト、3Dモデリングの4つの趣味が充実した一年になりました。
特にプログラミングと3Dモデリングが楽しく、コロナ禍の外出制限が苦にならないほど楽しく過ごせました。
「ゲームを作る」という目的があるので、ゲームの中でやりたいことを実現するために、勉強を勉強と思わずプログラミングを学べました。
Unityもたくさんの機能があり、書籍やWebで新しい技術を習得するのもとても楽しかったです。
こうすれば良かったと思うこと3つ
楽しい一年でしたが、開発も学習も行き当たりばったりで無駄も多かったので、反省点を3つ書きました。
これから始める人の参考になれば嬉しいです。
はじめは簡単なゲームをいくつか作れば良かった
本を一冊やり終えたことで自信がつき、初めての自作ゲームとして難しいゲームを作ろうとしてしまいました。無謀にも、アセットを使わずにボタンを押すと一歩進むタイプのダンジョンゲームを作りました。
勉強にはなりましたが、システムを直してばかりで力尽き、中身を作り込めずに結果「ものすごく苦労したけど短いゲーム」になってしまいました。完成して良かったですが、作っていて結構辛かったです。
Android/iOSのストアへの登録と公開も初心者には少し大変な部分なので、まずは簡単なゲームを何本か出せば良かったと思います。
二作目も背伸びしようとしてしまい、まだリリースできていないので、1年で1本しかゲームアプリを世に出せなかったのは心残りです。
初めの数作品は、教本やチュートリアルでやったことのあるゲームの、素材とパラメータを変えただけ程度のゲームを作った方が良かったと思います。反省…。でも、挫折して辞めなくて良かった。
アプリにこだわらず、WebGLなど公開しやすい方法で公開してみて、感想をもらうのもいいと思います。
「unityroom」もおすすめです。Unityユーザーで常に賑わっていて、WebGLで投稿できるので楽ちん。
私も初めてのゲームはここに投稿しました。
計画的に勉強すれば良かった
開発もですが、勉強も興味の向くままに無計画でやっていたのももったいなかったなと思います。
せっかく勉強するなら、「どういうゲームを作れるようになりたいのか」「そのために何の学習が必要か」をもっと意識していれば、身につけたい知識を優先して習得できたと思います。
ゲーム制作ブログの「エクスプラボ」さんに良い記事があったのでご紹介します。
「今使うための勉強」と「備える勉強」を意識して勉強することの重要性について書かれています。
ゲーム作りの勉強は楽しいから、気をつけないといくらでも時間かけちゃうんですよね…!!
ちなみにエクスプラボさんの他の記事も、ゲーム開発に役立つ情報がたくさんあっておすすめです。
目標と計画を立てれば良かった
いつまでに、どんなゲームを作れるようになっていたいのか、1年で何本ほどゲームを作るのかなど、目標と計画を決めておけば良かったと思います。
また、ゲームを作っていく中で、このジャンルのゲームは作るのが難しそう、とか発見があるので、試行錯誤して計画を定期的に見直す必要があったと思います。
開発と勉強をやめずに頑張っていれば知識は増えますが、達成感が得られないので、進んでいるか不安にもなります。
計画的に短いゲームいくつか完成させ、発表して、できれば感想をもらって一つ一つ積み重ねていくのがいい方法だったと思います。
とはいえ、はじめはどうしても手探りになりますし、見通しが立ちにくいので、ガチガチに計画するというよりも、煮詰まってきたら今の方針でいいのかな?と確認するくらいでいいと思います。
ゲーム開発の先輩たちのお話もとても為になるので、情報収集しながら進めていくのもおすすめです。
まとめ:目標と計画を立てて楽しくゲームを作ろう!
いかがでしたでしょうか?少しでも参考になれば嬉しいです。
ゲーム開発を始めたばかり、これから始めるという方には、私よりももっと寄り道少なく、苦しみも少なく、もっと楽しくゲーム開発してほしいと思います!
それでは、楽しいゲーム開発ライフを!